出張専門こしがや鍼灸治療所

 埼玉・東京を中心とした鍼灸専門の出張治療院です

不眠症

◯ 不眠解消のツボ

出張専門 こしがや鍼灸治療所 不眠症

・風池(ふうち)・・・後頭部、盆の窪から左右に2寸いった所。

・安眠(あんみん)・・・耳の脇の出っ張った骨の真下と風池との中点。不眠解消の特効穴。

この他に、頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)なども効果があります。

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・巨闕(こけつ)・・・みぞおちの下2寸。

・期門(きもん)・・・第9肋軟骨付着部の下。

これらのツボを刺激することにより、腹部や胸部の緊張がほぐれ、寝つきが良くなる。

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・失眠(しつみん)・・・足裏、かかとのふくらみの部分の中央。その名のとおり、眠りを失った時に有効。

○ 東洋医学では、どのように考える?

“眠りは百薬の長”といわれています。安眠は、疲れた心と身体を癒してくれます。そして、明日への活力ともなります。では、なぜ人は不眠になるのでしょうか?

本来ならば、人は昼間 交感神経が働いて“気”が上に、つまり頭に上って脳が活発に動くことによって、物事を考えたり、行動したりします。そして夜になると、今度は副交感神経の働きが優位になって“気”が下におりていき、脳の活動が休まり眠りに入るのです。

ところが、仕事のことや悩み事など精神的なストレスがあると、気が常に上にのぼったまま下におりず、興奮状態になり、それが長く続くと、エンジンに例えれば、オーバーヒートをおこし、そして眠れなくなるのです。

従って、鍼灸では上にのぼった気を下におろしてあげるようなイメージで治療をします。そういった意味では、足にある「失眠」穴は有効です。また、不眠になる方は、横隔膜やみぞおちの部分がつっぱっている方が多いので、ここを緩めてあげると気持ちが落ち着きます。

短時間でも質の良い睡眠が取れれば、充分疲れがとれます。寝なきゃいけないと思うとますます眠れなくなるので、そんな時はベッドの上で上記のツボを押してみて下さい。

1975年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、会社勤めを経て、鍼灸学校に入り直す。2004年国家資格 鍼灸師を取得。2005年 開業。趣味は旅行 サッカー スノーボード。